Alcune poesia da” La simmetria del gheriglio” (Stampa, 2012) sono state pubblicate tradotte in giapponese assieme a qulle della poetessa Kikumi Shimoda dalla Japan Universal Poetry Association (JUNPA) in un libro che vuole rappresentare un dialogo di voci poetiche tra Oriente e Occidente.
響き合う東西詩人:詩的対話
星の二重奏
ラウラ・ガラヴァリア&下田喜久美 著
JUNPA BOOKS
星の二重奏
宇宙の呼吸
「宇宙は呼吸する」 ラウラ・ガラヴァリア
種子のインメトリーから 幼いアイルランドの少女は
元素の房
絶対零に伸びきった肉体
トポロジーと微かな星光
光陰の矢
正と負のはざま
グラスの落ちた星
星の歌 泣かないで
宇宙は呼吸する
宇宙の呼吸
「宇宙の蝶」 下田喜久美
花影とは―太古の記憶
内在するシエナ
風に抱かれて
沈黙
彼方へ
宇宙
火の鳥
宇宙の蝶
マンジャの塔
大地の呼吸
「大地を掘る時」 ラウラ・ガラヴァリア
大地を掘る時
孤独は哀れみを知らない
誕生
時はいのちを舐める
すでに閉じた明日の夜
ゲームのようだった
宇宙を施錠する濃い神秘
欺きは事毎にある
いま冬が始まる
私たちのオーロラ
大地の呼吸
「大地に立つ時」 下田喜久美
大地に立つ時
メドーサ
傷つくもののうた
バラ園
星
遠くから来た旅人
竹が鳴る時
竜巻
冬へ向かう日
私たちのオーロラ
宇宙の呼吸
「宇宙は呼吸する」 ラウラ・ガラヴァリア
「種子のシンメトリー」から 2012
幼いアイルランドの少女は銅の色した髪
陶器の顔 黒曜石の瞳
無邪気に遊ぶ 壊れた波の幸福 割れた海の貝殻
水の男は静かに通り過ぎる
黒い騎士 彼の王国たる大洋
網の魚は銀の苦悩をきらり光らせる
次の日は砂の足跡を残して去る
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あなたはわたしに言う 「ここには平和はないんだよ ずっと」
そういって見つめた目をあげる でも悔恨が
その歯を内臓へ そして羨望が
その鍵爪で腱を裂く
わたしは愛を噛むだろう、もし林檎や麺麭であったならば
わたしは口いっぱいに、胃袋いっぱいに
でも堅果の殻、種子のシンメトリー
を入れ閉じるにはすでに飽満しているのだ
われらの量子なる運命の力の波に
元素の房
元素の房
判じられない和、原子、分子
その生成がからだの器を明かす、
日常の素晴らしい機械
それらは運命の音律を震わせる
そしてしずかに止む
最後の小径に